長尺品の加工でお困りの方必見！長尺加工のポイントから当社の加工事例をご紹介

3m以上の長尺部品の調達にお困りではありませんか？

鋼材の長尺加工は専用の設備と高い技術力が求められるため、対応できる加工会社はある程度限られます。当社は、長尺加工を得意としており、高い平行度、平面度を確保した長尺品の加工を提供しております。

本記事では、長尺加工の概要から当社の長尺加工の特徴、加工事例についてご紹介します。ぜひご覧ください。

鋼材の長尺加工とは

長尺加工とは、長さが数メートルを超える鋼材に対して、切削、穴あけ、曲げなどの各加工を指します。長尺部品は、産業機械のレール部分や、プレート、コンベア鋼材の架台などに使用されています。

長尺加工を行うには、門形マシニングセンタ、もしくは専用の立形マシニングセンタなどが必要であり、限られた加工業しか対応することが難しいです。また、長尺形状ゆえに加工中のわずかな振動やたわみが、製品の反りといった加工不良が発生しやすく、加工の難易度は比較的高いと言えます。

以下に、長尺加工の難しいポイントや当社の特徴についてご紹介します。

長尺加工が困難な点はいくつかありますが、最も大きな課題は反りや歪みの発生です。これは鋼材内部の残留応力解放や不均一な熱膨張によって引き起こされ、材料が長くなるほど、発生しやすくなります。

また、レールなどに求められる平行度や平面度といった精度を確保するのは非常に困難となります。

以下に当社の長尺加工の特徴と強みについてご紹介します。

当社では、武田機械製の立形マシニングセンタを導入しており、高い剛性と安定性を兼ね備えていることで、高精度な長尺品の加工を得意としております。

通常長尺加工には門形マシニングセンタが用いられることが多いですが、加工チャージ費が高くなりがちです。当社は、立形マシニングセンタを用いて門型と同等の高精度加工ができるため、コストダウンが可能です。

当社では、長尺加工品の切削から研磨まで一連の加工を一貫して対応しており、複数の加工業とやり取りするお客様の工数を削減することが可能です。また、平行度や平面度などの精度面においても高い加工能力と設備力によって高精度な加工品を提供いたします。

当社では、架台やフレームなど製作時に必要となる角パイプへのタップ加工にも対応しています。さらに、パイプの切断・溶接・曲げ・組立までまとめて対応できるため、ご要望に応じた多工程の加工を一括で実施することが可能です。

今回は長尺加工の概要から加工ポイントについてご紹介しました。上述の通り、株式会社鍛冶儀商店では、立形マシニングセンタを活用し、最大6mの長尺品のコストダウンをしつつ高精度な加工が可能です。