長尺角パイプの穴あけ・タップ加工とは?長尺マシニングによる当社の高精度加工について
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角パイプ(角形鋼管)は産業機械のフレームや架台、コンベア用の鋼材、建築用建材として広く使用されています。当社では、長尺マシニングセンタを活用し、角パイプへの高精度な「穴あけ」「タップ加工」を提供しています。また、単なる穴加工にとどまらず、その後の切断・溶接・組立までを一貫して対応できる体制を整えています。
今回は、長尺角パイプ加工における技術的な難しさと、当社の強み、そして実際の加工事例について詳しく解説します。
角パイプの穴あけ・タップ加工とは
角パイプの穴あけ・タップ加工は、主にボルト締結や部品取り付けのために行われます。一見単純な作業に見えますが、数メートルに及ぶ長尺の角パイプに対し、図面通りの位置に正確に穴をあけ、垂直にネジ山(タップ)を切るには、高度な技術と適切な設備が必要です。
特に、機械装置のベースや大型フレームに使用される場合、わずかな穴位置のズレが組み立て時の不具合に直結するため、非常にシビアな精度が求められます。
長尺角パイプの穴加工が難しい理由
ボール盤や磁気ボール盤を使用した手作業や、一般的な汎用機での加工では、長尺角パイプ特有の課題に直面することが多くあります。
全長にわたるピッチ精度(穴位置)の確保
最も大きな課題は「穴ピッチの精度」です。長尺物の場合、手作業でケガキ(墨出し)を行うと、どうしても作業者の誤差が生じます。
また、小さな加工機でワークをずらしながら加工する場合、つなぎ目で誤差が累積しやすく、全長6mの端と端では数ミリのズレが生じてしまうことも珍しくありません。
中空構造特有の課題
角パイプは中空構造であるため、無垢材に比べて剛性が低く、加工時に振動が発生しやすい特徴があります。振動は加工面の粗さや寸法精度に悪影響を及ぼすだけでなく、工具寿命も縮めます。
また、パイプの内側に発生する「裏バリ」や「切り粉」の処理も、品質管理上の重要なポイントとなります。
タップ加工における垂直度の維持
タップ加工において、ネジ穴がワークに対して完全に垂直であることは不可欠です。
しかし、ハンドツールや不安定な足場での加工では、タップが斜めに入ってしまうリスクが高まります。斜めに加工されたネジ穴は、ボルト締結時の強度不足や、ボルトの破断、最悪の場合はタップ工具自体の折損トラブルを引き起こします。
当社の穴あけ加工の特徴と強み
株式会社鍛冶儀商店では、これらの課題を解決するために、長尺加工に特化した設備と生産体制を構築しています。
最長6m対応のマシニングセンタによる高精度加工
当社では、武田機械製の立形マシニングセンタを導入しており、高い剛性と安定性を兼ね備えていることで、高精度な長尺品の加工を得意としております。
また、ドリルやタップの交換もATC(自動工具交換装置)で自動化されているため、数百箇所に及ぶ多数個の穴あけであっても、高速かつ正確に加工することが可能です。
切断・溶接・組立まで対応可能な「一貫生産体制」
当社のもう一つの大きな強みは、穴加工だけでなく、「切断」「曲げ」「溶接」「組立」まで一貫して対応可能な点です。
通常、架台やフレーム製作においては「材料屋」「切削加工業者」「製缶・溶接業者」と複数の会社へ発注する必要があります。
当社であれば、これらを一手に引き受けることができるため、品質の安定性を確保するとともに、リードタイムの短縮やコストダウンにつながります。
幅広い形状・サイズの在庫を保有
当社は様々な形状、サイズの鋼材を在庫保有していることでお客様の多種多様なご要望にご対応できます。また、一般的な鋼材に加え、他社では取り扱いが少ない異形鉄筋などの特殊鋼材も豊富に在庫しているため、ニッチなご要望にも柔軟に対応することができます。
異形穴・楕円穴への加工にも対応可能
当社では、今回取り上げた角パイプ(角形鋼管)や鋼板への穴あけ加工だけでなく、チャンネル鋼・アングル鋼・H形鋼への異形穴や楕円穴など、複雑形状にも対応可能です。
角パイプの長尺加工事例のご紹介
当社で実際に手がけた、角パイプの加工事例をご紹介します。
タンク用架台

こちらはタンク用の架台を製作した事例です。加工内容として、100mm×3,500mmサイズの角パイプをレーザー加工で穴あけ加工を実施しました。
コンベア用架台

こちらは900×1200×800のコンベア用架台の加工事例です。製缶加工から溶接を行い、角パイプにタップ穴加工を一貫対応いたしました。本事例のワークは最大寸法が1,200mmですが、当社では最長6,000mmまでの長尺プレート加工に幅広く対応しております。
>>加工事例の詳細はこちら
長尺角パイプの穴あけ・タップ加工は株式会社鍛冶儀商店にお任せください
株式会社鍛冶儀商店では、最大6mまでの長尺品の加工に加え、レーザー加工・マシニングセンタ・ボール盤などから最適な工法を選定して行う、高効率かつ高精度な穴あけ加工を得意としております。
また、3次元レーザー加工機の活用により、パイプの穴あけ加工においてQCDの向上を実現しており、穴あけからタップ加工・面取りといった複合加工まで一貫対応することで、短納期対応が可能です。長尺品の加工でお困りの方はお気軽に当社にご連絡ください。